場末がありありと浮かぶとき

自転車の籠にはゴミが腐りかけ 着信音が間間透き通る 受話器の向こう側を無差別爆撃してる愉快なテロリストは教義も世界への絶望もない奴らだ 夕方にチャイムが夜を警告する下で子どもたちだけが無垢で賢しい笑顔を浮かべ、岸から岸へ自転車乗って揺らめきな…

ユートピア

今日もカンペキに整備された円環都市を流離う この先立ち入り禁止にぶち当たらない! 大地の蓋 社会に「煮物」は必要ありません 皆さん、あふれる煮汁をせき止めるのに精一杯 落とし蓋の下は、とてもよく煮えています 臭気がたちこめているけれど分かりゃし…

器の大きさは視野の広さかもしれない

ひっさしぶりに吐いた。 むちゃくちゃになってしまいたいという願望から、不肖数え年で21になるが、酒に初めて手を出してしまい、そして日がな一日呑むようになった。 数週間ほど前の事である。すぐにめっぽう弱い体質と判明した。しかし安く簡単なので気に…

必然性と可能性、絶望

いつのまに空の青さは当たり前 星が瞬く夜空なく ときめきながら見上げてた 夢に生きてたあの頃は いつからだろう夢のない夜

タランテラのテロルと踊り

初めまして安藤です。 頭の中のごちゃごちゃした反芻思考を言語化しアーカイブとする目的と思考を文章として出力する目的ではじめました。もちろん、承認欲求も手伝っています。 要するに自分の頭の中をさらけだそうという試みです。 そういう訳で日記なのか…